遺産分割協議では議事録を作成する

被相続人が亡くなって相続人の間で、遺産相続の話し合いを行うのが遺産分割協議です。この協議には、遺産を相続する全ての親族が集まって、遺言書があればその内容を確認し、納得できるのであれば承認を行います。

この一連の内容は、議事録が作成されるので、協議終了後に内容に不平不満があった場合に、トラブルを回避する証拠として見直しができます。また、議事録があれば新たな相続人が出てきたとしても、遺産相続協議が終わっていると主張できるので、自分の相続分を守れます。トラブルを起こしやすい遺産相続なので、しっかりと記録は残しましょう。

遺産分割協議で揉めないために必要なこと

相続人となって、遺産分割協議に参加することになった場合、その場での揉め事は誰しもが避けたいでしょう。相続人同士で揉めないためにも、被相続人が作成した遺言書に従うのが一番ですが、内容によっては自分に不利益があったりと、不平不満があります。

不利益を受けてしまったならば、法的に守ることができますが、分割協議をやり直さなければならなくなった場合には、それを取り締まる法律もないので、初めからやり直しとなります。そうならないためにも、相続人はこの場にいる全員であることと、協議の議事録はしっかりと作成しましょう。

遺産分割協議を行えば期待できる分割も

協議を行わないまま終わってしまうよりも、遺産分割協議を行ってしっかりと分割できる状態を作って、多くの人が納得できる状況を作っていくことが望ましいです。分割について何も考えずに進めていると、1人の人が大量にもらっている状況になってしまい、納得出来ないまま終わってしまう場合もあります。

誰もが同意できる状況を作っておかないと、遺産分割協議は終わらないのです。しっかりと行っていかないと、本当に失敗する可能性もありますので、協議については正しい手順で行ってください。分割の期待が持てて、成功すれば金額が保証されます。

遺産分割協議で多くの人が来るなら

協議を行う場合に、かなりの人数が来ることを想定しているなら、当然ですがある程度の余裕をもたせるようにしてください。部屋の大きさもしっかり作り出すようにして、その上で遺産分割協議が行いやすいようなテーブルを作るなど、自宅でできることを行っていくのです。

どうしても自宅が小さいと思っており、協議をする人数が多くなってしまう場合は、レンタルできる会議室などを使っていくのもいい方法です。ただ会議室は部屋しか貸してくれませんので、飲み物などを準備するようにして、遺産分割協議が進めやすいようにする工夫を行います。

遺産分割協議には弁護士の協力体制も大事

弁護士が協力してくれることで、ある程度話し合いがスムーズに進むようになり、問題が起こりづらくなります。相談しやすい体制を作っておくことが、最初に持ちかける人にとって大事になってきます。ある程度わかっている状態にしておかないと、失敗する可能性も当然出てきますから、話し合いわかりやすく、そしてトラブルが怒らないように調整しつつ、続けていくことになります。

遺産分割協議をしていく場合には、なるべく弁護士と協力するようにしてください。話をしていることで、簡単に相談できるようになり、難しい部分は代行して話をしてくれます。

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